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コンベヤシステムを見積る、エンジニアリングが各セクションを検証する前に

どのモジュールが組み合わせられるかは、営業がすでに知っている。問題は、そのノウハウを顧客が決断する前に価格に変えることだ。

コンベヤ見積が崩れる場所

価格が決断のあとに届く四つの理由

プロセスの問題ではない。技術的知識がルールではなく人の頭の中にしかない場合に起きることだ。

レイアウト変更のたびに計算が振り出しに戻る

顧客が平面図を調整する。カーブが動く。傾斜が変わる。各修正は、営業が見積を更新できる前にエンジニアリングへ戻る。顧客が数字を見るのは、予算がすでに決まったあとだ。

有効な組み合わせはエンジニアの頭の中にしかない

食品グレードのセクションにはどのベルト面が合うか。あの傾斜とその荷重でどのドライブが使えるか。営業は聞かないと答えられず、エンジニアリングは調べないと答えられない。問い合わせのたびに一日が消える。

見積文書が二つに分かれて届く

モジュールが一つの表、ドライブが別の表、設置と試運転がメール。顧客が価格を組み立てる。毎回の改訂で営業も同じことをする。

オプションが見積の外で見積もられる

安全カバー、センサー、制御盤、保守契約はコンベヤ本体と別の文書にある。顧客が尋ねる。誰かが折り返す。見積が再び開く。

コンベヤの受注プロセス

コンベヤシステムの受注に必要な六つの決断

営業はすべての案件でこれらの決断を下している。CPQは各ステップで適合ルールを実行し、価格が常に最新の状態に保たれる。

  1. 01

    用途と設置環境

    何を、どの速度で、どんな環境で搬送するか。食品・粉塵・湿潤・ATEX要件により、モジュールを選択する前にコンポーネントの範囲が絞り込まれる。

  2. 02

    レイアウトとルーティング

    直線、カーブ、傾斜、乗り継ぎポイント。平面図が、どのセクション種類をつなげるか、システムの全長をどう取るかを決める。

  3. 03

    ベルト、表面処理、積載荷重

    ベルト種類、表面仕上げ、メートルあたりの荷重。これらがフレームの選定と、その後のモーターサイジングを規定する。

  4. 04

    ドライブ、モーター、制御盤

    傾斜、荷重、速度からモーター出力を計算。用途と地域に応じて制御盤と安全カテゴリを選択。

  5. 05

    安全カバー、センサー、システム統合

    安全カバー、光電管、バーコードリーダー、PLCまたはWMSとのインターフェース。コンベヤと同じ見積書に記載。

  6. 06

    設置、試運転、サービス

    現地設置、立ち上げ支援、保守サービス水準合意。顧客が比較する価格の一部であり、受注後の追加項目ではない。

役割分担

エンジニアリングがルールを定義する。CPQがそれを適用する。ERPが実行する。

CPQはレイアウト設計も工場検収も置き換えない。標準構成で営業がいちいち問い合わせなくて済むよう、エンジニアリングが与えるルールを見積ツールに置く。

担うもの
カバーすること
カバーしないこと
エンジニアリング / 設計
有効な組み合わせ: どのセクションが接続できるか、どのドライブが何の荷重と傾斜で使えるか、食品・ATEX環境で除外されるコンポーネントはどれか。これらのルールがCPQに入る。
営業見積の作成、地域別オプションリストの適用、顧客文書の生成。
Mercura CPQ
エンジニアリングが定義したルールの範囲内での妥当な営業構成: 互換モジュール、選択レイアウトに合わせてサイジングされたドライブ、同一文書上のオプション、地域別価格、見積パッケージ。
レイアウト設計、構造計算、工場受入試験、または製造BOMのリリース。
ERP / 製造
構成が承認されたあとの発注、生産計画、出荷、請求。
見積段階でのガイド付き販売。

同じ案件

同じコンベヤシステムを見積る、二つのやり方

Mercura CPQの場合

  • 営業が見積ツールでモジュール、レイアウト、ドライブを選択する。適合ルールが各ステップを確認し、標準構成でエンジニアリングのループが不要。
  • 安全カバー、センサー、制御盤、保守が同じ文書のオプション。一つの価格、一度の改訂。
  • レイアウトが変わったら、営業が構成を更新する。価格はそれに合わせて変わる。

現在のプロセス

  • レイアウトをエンジニアリングへ、検証を待ち、モジュールを一つの表、ドライブを別の表、価格を手作業で組み立て。
  • オプションを本文書のあとに別メールで見積。顧客は部分価格を比較する。
  • レイアウト修正はエンジニアリングとの再ラウンドを意味する。見積は、顧客がすでに他社に目を向けたあとに届く。

FAQ

コンベヤ営業チームからの質問

設備エンジニアや物流購買担当者に受注構成型コンベヤラインを販売するメーカーへの直接的な回答。

これはエンジニアや設計プロセスの代わりになるか。

ならない。エンジニアリングは引き続き、どの組み合わせが有効か、どのドライブが何の荷重で使えるか、どのコンポーネントが特定の環境で除外されるかを定義する。CPQは、標準構成のたびにエンジニアリングに電話しなくて済むよう、それらのルールを見積時点に適用する。非標準レイアウト、カタログ外の用途、定義されたルールの範囲を超えるものは、引き続きエンジニアリングへ回す。

CPQはERPの代わりか。

違う。ERPは購買注文、製造、請求の正式システムとして残る。構成が承認されると、再入力なしに製造へ渡せる。そのつなぎは本番環境で設定する。CPQは製造システムにはならない。

繰り返しの少ない高度カスタム品を売っている。これは当てはまるか。

繰り返し可能な判断が存在する限り、CPQは役立つ。主にカスタム設計の会社でも、ベースのコンベヤ種類、標準セクション長、既知のベルト・ドライブの組み合わせ、オプションリストはたいてい一定だ。CPQはその繰り返し可能な層を担う。それより上はエンジニアリングプロセスのまま。本当にすべてがゼロからのユニーク品なら、カタログとERPで十分かもしれない。

地域別認証(CE、ATEX、食品)はどう扱うか。

地域・用途要件は構成の条件にできる。食品環境では汎用と異なるベルトと表面のオプションが表示され、ATEXゾーンでは特定のドライブが制限される。営業が早い段階で用途と環境を選ぶと、CPQはオプションリストをそれに応じて絞り込む。これは自動コンプライアンス認証ではない。それはエンジニアリングが担う。

カタログ外の非標準セクションや特注プロファイルはどうするか。

営業が技術確認に回す。カタログ標準セクション、既知のドライブ組み合わせ、定義されたオプション範囲はCPQに残る。特注製造は既存のエンジニアリングプロセスに従う。得るもの: 標準構成がエンジニアリングの時間を消費しなくなり、本物の特注作業に余力が生まれる。

複数ゾーンのシステムや複数ラインの設備をCPQはどう扱うか。

各ラインやゾーンを、同じ見積内の個別の構成にできる。制御盤、設置、保守などの共有要素は、ラインごとに重複するのではなく、見積レベルで一度記載する。これは初期設定で決めるモデリングの判断だ。Mercuraの新製品は不要。

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